2024/06/10 13:50

皆さんもご存じかと思いますが、弊社「3-Eleven Race」エンジンブローしております。

Lotus 3-Elevenを筆頭に3.5L V型6気筒 2GR-FEを搭載した車両は信頼性が低いと言われています。
実際はどうなのかというと、本当なのです。


ただ信頼性面をクリアすれば、扱いやすく調達も容易なエンジンです。
なぜ故障が多いのかを、まずは考察します。
・高出力化の代償。
・内部使用部品の強度不足

高出力化の代償について
2GR-FE搭載車種にはNAモデルも存在します。
ですが何故スーパーチャージャー付きを選ぶのか?
ここはロータス最大の利点である低価格高性能の実現です。
ロータス各車種は、ワンランク上位の車種をも凌駕する性能を持っているのです。

内部使用部品の強度不足
2-Elevenでも同様の事が起き、エンジン内部を開けて驚愕。
なんとトヨタ製エンジンが、ほぼそのまま搭載されています。
これではさすがにカタログ上でも出力が大きく違い負荷に耐えられるとは思えません。
やはり今回の3-Eleven Raceでもピストン&コンロッドの粉砕が起きてしまいました。


解決策はあるのか?
1自然吸気エンジンとする。
2過給圧を下げて使用する。
3内部使用部品の強化&対策。
4エンジン換装の実施

ワッパクラブでは「3内部使用部品の強化&対策」
使用内容
1エンジンバランス
2ピストン&コンロッドの強化&対策

上記を選択した理由としては、3-Eleven Raceの本来持っている性能を生かしながら、
デチューンしていく方向性を選択することなく、
EXIGEやEVORAユーザーの方にも安心して楽しんでいただける車作りをしていきます。
ぜひこれからもワッパクラブを応援していただけますと幸いです。